Happy Rug Market

RECOMMENDED by concierge 秋冬インテリア、主役になれるラグたち。

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秋冬インテリア、主役になれるラグたち。

季節の変わり目には、洋服と同じようにインテリアも“衣替え”を。床に敷くラグは、たった1枚替えるだけで、部屋の表情を一変させてくれます。

目でぬくもりを感じるのはもちろん、あたたかな肌触りを楽しんだり、暖房効率を高めて快適に過ごせたり……。今年の秋冬におすすめしたい、インテリアの主役になれるラグを一足早くコンシェルジュがご紹介。

フロアライフコンシェルジュ

畠 あけみ

畠 あけみ インテリアコーディネーター / カラーコーディネーター
リビングスタイリスト / キッチンスペシャリスト

一枚のお気に入りの敷物に出会っていただくためのお手伝いが出来ればとても嬉しく思います。

2023年のトレンドは「ヘリテージ」なインテリア

2023年のトレンドは「ヘリテージ」なインテリア

ミニマリズム、シャビーシック、北欧デザインなどなど……。ファッションと同じように、インテリアにもそのときどきでトレンドがあります。2023年の注目は、「ヘリテージインテリア」。ヘリテージとは遺産を意味する言葉で、伝統的な価値観が培ったクラシカルで普遍的なスタイルです。

今年はヴィンテージなアイテムやレトロな小物などを取り入れて、懐かしくゆったりとした雰囲気のインテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか。
おすすめは「ソフトタッチ日本製ラグ」。ナチュラルな色合いは無味乾燥になりがちですが、毛足の長短で模様が表現されていて、シンプルながら表情があるのが特徴。ヘリテージなインテリアにも良く合います。ふわふわと柔らかな生地も寒い時期には心地いいですよ。

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とはいえ、価値観が多様化している今、トレンドを気にしすぎるのはむしろ野暮というもの。なんといっても、自分が気持ちよく過ごせるスタイルがいちばんです。

おすすめしたいのは、カラーにトレンド感を加えること。近年、韓国人気から注目されている“塩系インテリア”に代表されるような淡いカラーリングや、ノスタルジックなくすんだ暖色系、柔らかく多幸感のあるウォームカラーは、今年の秋冬らしい色合いです。

もうひとつ、秋冬のラグで欠かせないのが機能面。ホットカーペットや床暖房に対応しているかどうかはもちろん、毛足が長いものが多いので衛生面も気になりますよね。
抗ウイルス・消臭 機能性ラグ」は、その名のとおり、さまざまな機能を盛り込んだラグ。「ソフトタッチ日本製ラグ」と同じくジャパンメイドならではの、高い技術力を生かした一枚です。落ち着いたカラーとブロック柄は、男性にも好まれそうです。

「素材感」や「質感」でぬくもりを味わう

「素材感」や「質感」でぬくもりを味わう

春夏には麻や綿のさらりとした質感が、秋冬には柔らかで包み込まれるような質感がうれしいものです。この「質感」、ラグの場合は糸の密度を表す「目付量」に左右されます。一般的なラグは200g程度で、目付量が高いほど、厚みや弾力性があるということ。

踏み心地柔らかラグ」は目付量が600gと高く、中はウレタン、表はボア生地で、とにかくモコモコでフワフワ。柔らかな感触はきっとやみつきになるはずです。寝転がっても床の硬さを感じることがなく、いつもの部屋が一気にくつろげる空間に変わりますよ。大きなリーフをあしらったボタニカルデザインもリビングによく合います。

「素材感」や「質感」でぬくもりを味わう

柔らかさに加えて、肌に触れる感触にもこだわれば、インテリアはもっと快適になります。冬のファッションではファーが人気ですが、同じようにファーの敷物が憧れという人も多いのではないでしょうか。とはいえリアルファーは気が引けてしまうものですが、「極上タッチラグ」は、まさにミンクファーのような手触りが気持ちいい一枚です。

目付量はなんと1kg、特殊な加工で極細に仕上げたポリエステルの繊維は、指が埋まるようなシルキーななめらかさ。毛足が長く、無地でも表情が生まれて、まさにインテリアの主役になります。ペットが飼えないけれど、犬や猫のフワフワな毛並みが恋しいという人にもいいかもしれませんね(笑)。

「柄」にこだわれば、暮らしはもっと特別に

世界中の作り手と、本気で向き合う

色合いや素材、質感など、季節によって適した敷物は異なりますから、服の衣替えをするように、ラグも替えることで毎日の生活はより快適になります。でも、実は模様替えをすることの意味は、機能的な面だけではないんです。もうひとつのメリットは、気持ちを切り替えて、季節感をより深く味わえること。

シーズンを選ばないシンプルなデザインもいいですが、せっかく季節に応じてインテリアを変えるのなら、とことん「自分の好きな柄」を選んでみるのもおすすめです。自分の趣味で選んだものほど愛着が湧いて、毎日の生活がもっと愛おしくなるはずですから。

たとえば「ウール100%インドギャベ」。ギャベとは、中東の遊牧民がテント生活の床として用いる伝統的な手織りの敷物のことで、羊や木など、織られた模様の一つひとつに意味が込められています。ウール100%で厚みがあるだけでなく、フォークロア調の柄からもぬくもりが感じられるのが魅力です。

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もうひとつおすすめしたいのが、「繊細なウィルトンラグ」。クラシカルで繊細な柄が美しい、ウィルトン織りというイギリス生まれの伝統的な製法で織られたものです。パイルの密度が非常に高く、ノット数(繊維の密度)は一般的なウィルトン織りでは10万ノット程度ですが、このラグは最高級品クラスの144万ノット。美しさと品質を兼ね備えた、秋冬におすすめの一枚です。

トレンドを取り入れてみたり、好みを追求したりと、手軽にインテリアを変えられるのは、敷物ならではの楽しみ。季節ごとにラグを選ぶことで、暮らしはもっと心地よく、もっとうれしくなります。あなたがこの秋冬をともに過ごす最高の一枚、ぜひ見つけてくださいね。