Happy Rug Market

RECOMMENDED by concierge 夏こそ敷きものを。涼しさをかなえてくれるラグたち。

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夏こそ敷きものを。涼しさをかなえてくれるラグたち。

今年ももうすぐ夏がやってきます。お祭りや花火、海水浴など楽しみが多いシーズンですが、ここ数年は猛暑が続いて、暑さをいかに乗り切るかに頭を悩ませている人も多いかもしれません。そんなとき、実は快適な環境づくりにラグが役立ってくれるんです。接触冷感を備えた高機能製品から、目にも涼しい鮮やかなブルーのラグまで。今回は暑い夏を涼しく過ごすためのおすすめラグをご紹介。

フロアライフコンシェルジュ

濱口 知大

濱口 知大ブランドマネージャー

お客さまご自身のフロアライフの快適さや癒しなど、心の豊かさを届けたいと思っています。
そのためのサポートをスタッフと一緒に精一杯努めさせていただきます。

天然素材とハイテク素材の“冷感”で夏を乗り切る

天然素材とハイテク素材の“冷感”で夏を乗り切る

肌寒い時期に敷くイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実はラグは、暑い季節にもおすすめのインテリアアイテム。その理由のひとつが「冷感素材」です。冷感素材とは簡単にいえば、金属のように“触るとひんやりする”もの。これは熱伝導率が高いためで、触れたときに肌から熱が移動することで冷たく感じる仕組みです。


そこで夏のラグとしてまずおすすめしたいのが、その名も「ひんやり竹カーペット」。いわゆるウッドカーペットのひとつで、床面を簡単にフローリングにできる便利アイテムでもありますが、ふつうのウッドカーペットとの違いはバンブー素材を使用していること。


竹は、アジア圏で古くからさまざまな用途に活用されてきました。それは、しなやかで加工しやすく、抗菌性や消臭性が高い優れた素材だから。その特徴のひとつに“ひんやり感”、触れると心地よい涼感があるのです。この「ひんやり竹カーペット」は昔から愛されていた天然素材の竹ラグにウレタンを挟み込んで快適性を高め、端正なデザインに仕立てたもの。夏を演出するインテリアアイテムとしてもぴったりです。

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そして、近年は「接触冷感」を特徴としたさまざまな布製品が登場しており、もちろんラグにも同様のものがあります。「ひんやりクリーンな冷感ラグ」は、特殊な化学繊維を使って接触冷感を実現した優れもの。その性能を表す「Qmax(最大熱吸収速度)値」は0.35と高水準、さらに抗菌防臭加工が施されてウォッシャブルと、暑い時期を快適に過ごすのにもってこいのラグです。その効果、ぜひ試してみてください。

夏はさらさらしたコットンが気持ちいい

夏はさらさらしたコットンが気持ちいい

暑い季節にこそラグをおすすめしたいもうひとつの理由に「肌触り」があります。夏の不快感の原因として大きいのが、湿度の高さと肌のベタつき。ひんやりしたフローリングは気持ちのいいものですが、なんだか床がベトベトする……と感じたこと、ありませんか? その理由は高い湿度と、足裏の皮脂や汗。ラグはこれらを防いでくれるというわけです。


なかでもおすすめしたいのは、コットン素材のもの。コットンは、吸湿性・吸水性が高いためさらさらとした肌触りで、通気性が良く熱や湿気がこもりにくいため、素足で過ごすことが多い夏場にうれしい素材なのです。たとえば「抗菌・防臭 綿100%日本製ラグ」は信頼のメイドインジャパン。心地よい質感と快適な踏み心地を両立、抗菌防臭性能も備えており、北欧系ラグのようなシンプルなデザインも魅力です。

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もうひとつおすすめしたいコットンラグは、「ミックス糸が可愛いチューブラグ」。一見するとシンプルな無地ラグなのですが、使われているのは綿のシャツなどの古着をアップサイクルした素材で、繊維をロープ状にして編んでいます。リバーシブルで実用性も高く、柔らかな形状の円形ラグは空間のアクセントとしてもおしゃれ。サステナブルなアイテムは、気持ちも涼やかにしてくれそうです。

体感温度を下げるラグ、気分を上げるラグ

体感温度を下げるラグ、気分を上げるラグ

夏を快適に過ごせるラグの特徴は、素材にだけあるのではありません。実は「見た目」も涼感を得るために欠かせない要素。これは決して“目に涼しい”というような比喩的な意味だけではなく、色彩心理学では「寒色は体感温度を1~3度ほど下げる」という研究結果が。たとえば室温28度の部屋を青系のインテリアにすれば、25度に感じる可能性があるということです。


もちろん個人差はありますが「色の効果」というものは意外と大きく、ラグのような面積の広いアイテムであればなおさら。暑い季節には青いラグがぴったりということです。その点でおすすめしたいのが「アンティーク調ゴブラン織りラグ」。深い青色が美しいヴィンテージ風の繊細な文様はゴブラン織りだから実現できたもの。その一方で薄手で手洗いでき、夏にうれしい“掃除が楽なラグ”としても優秀です。

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また、もっと思い切って、南国リゾート風のインテリアにしてしまうのもこの季節ならではのラグの楽しみ方。「爽やかなモンステラデザインラグ」にあしらわれているのは、熱帯地域原産の植物・モンステラのリーフ柄。ハワイアンカルチャーの象徴でもあって、敷けば一気に部屋がリゾート風に! 落ち着きのあるナチュラルなカラーは、ダイニングラグとしてもおすすめです。


ラグは、オールシーズン楽しめる万能アイテム。夏向けの素材を選べば部屋はもっと快適に、暑い季節に合わせたデザインを選べばインテリアはもっと楽しくなります。ここで紹介した6つのラグ以外にも、心地よくてすてきなアイテムはたくさん。暑さが本格化する前に、ぜひ模様替えを検討してみてください。きっとこの夏を快適に過ごせますよ。